特別シンポジウム
「科学技術立国日本」の凋落危機を救う若手研究者の活躍推進

開催日時
2018年3月17日(土) 13:00〜18:00
(春季学術講演会1日目)
開催場所
早稲田大学 西早稲田キャンパス 54号館 A204
(東京都新宿区大久保3-4-1)
企画の趣旨

応用物理学会・男女共同参画委員会では,「多様な人材が個々の能力を発揮して活躍できるソサエティの確立」を支援するための一事業として,毎年の春季学術講演会で特別シンポジウムを企画しています.

博士研究者=安定就職困難者という,いわゆるポスドク問題は,日本の科学技術の未来を揺るがす重要な問題です.今回のシンポジウムでは,基調講演に細野秀雄先生と松澤孝明研究官をお招きし,若手研究者のキャリアパスの課題についてご講演いただきます.また,ポスドク当事者,ポスドクを経て正規雇用となった先輩研究者等,様々な立場の講演者をお呼びし,若手研究者が活躍できる環境について議論していきます.Coffee Breakやパネルディスカッションでは,全員参加型の意見交換を行います.奮ってご参加ください!

プログラム
  • 13:00〜13:05はじめに
    松木 伸行(男女共同参画委員会委員長)
  • 13:05〜13:15会長挨拶
    応用物理学会会長
  • 13:15〜13:35講演「理工系の若手女性研究者の一人として」
    片山 裕美子(東京大学)
  • 13:35〜13:55講演「企業の研究所で働くということ」
    松崎 雄一郎(NTT物性科学基礎研究所)
  • 13:55〜14:15講演「企業における研究開発(いまだ道半ば)」
    髙野 章弘(F-WAVE(株))
  • 14:15〜15:00基調講演「博士人材の多様な活躍を目指して:課題と展望」
    松澤 孝明(文部科学省科学技術・学術政策研究所)
  • 15:00〜15:45Coffee Break
  • 15:45〜16:30基調講演「昨今の研究環境と若手研究者のキャリアパスの課題について」
    細野 秀雄(東京工業大学)
  • 16:30〜18:00 パネルディスカッション
    司会:松木 伸行(男女共同参画委員会委員長)
    パネリスト:細野 秀雄(東京工業大学),松澤 孝明(文部科学省科学技術・学術政策研究所),
    片山 裕美子(東京大学),髙野 章弘(F-WAVE(株)),松崎 雄一郎(NTT物性科学基礎研究所),
    河西 奈保子(首都大学東京)
問い合わせ先
(公社)応用物理学会 会員係
TEL: 03-3828-7722
E-mail: obgmembership