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応用物理学会社会貢献グループ(APSG)活動のご案内

2008年7月
応用物理学会 人材育成・男女共同参画委員会

学会が行う社会貢献を広げる

応用物理学会は「応用物理学に関する研究の連絡提携および促進ならびに関連分野の促進普及を図り、もって社会の発展に貢献することを目的とする」ことが定款にうたってあります。激変する社会の中で、基礎的、先端的な科学と実社会を結びつける位置を占める応用物理学会には「社会の発展への貢献」への期待がとりわけ強いと考えられます。近年の経済情勢の乱高下の中でも応用物理学会が成長を続けたことは当該分野への期待の強さを物語っています。主要な活動である研究発表会開催、論文誌発行のほか各種の啓発普及、男女共同参画、ポスドク制度の健全な展開へむけた提案など、学術・社会連携の面でもパイオニア的な活動を行ってきました。

これをさらに強化するべく、当委員会社会貢献部門(旧シニア部門から名称変更*)では経験豊かな応用物理学会会員が持っていらっしゃるポテンシアルを社会貢献に生かす「百人百芸塾」というアイディアのもとに社会貢献活動の幅を広げる方策を検討してきました。数回にわたるインフォーマルミーティングでの討論を踏まえ、以下に示す「社会貢献グループ」を組織化し、平成20年度より活動を開始したいと思いますので、ご案内いたします。
「APSG活動」PDF

*)APSGはApplied Physics Social Service Group の略称です。
同委員会 旧シニア部門から、発展的に改組し、名称を「社会貢献部門」へと変更しました。


社会貢献APSGの主要活動(案)

  • 科学教育活動:通常の理科教育、理工系専門教育を補完する各種科学技術教育活動にボランティアとして参画し次世代の育成に貢献する。
  • 科学情報発信支援:科学技術の専門的な情報発信に必要とされる能力を若手研究者・技術者が身につけるよう支援する。企業、公的研究機関、大学等からの求めに応じて口頭発表、論文執筆、ポスター・パネル展示などの指導を行う。科学を専門としない一般市民に科学的な情報をわかりやすく伝える活動にも参画する。
  • 学会の社会貢献支援:学会が行なう、科学技術の動向調査、科学技術政策等に関わる未来予測などの活動にスタッフとして参画する。
  • 自主研修(共通):上記の諸活動に関する予備知識を獲得し、自己研鑽を強化する場として登録会員の相互連絡網を整備して定期的な情報交換をおこなうとともに、各地で研修会合を開催する。

2008年度は、
  • (ア)科学教育活動立ち上げの準備のために各種科学技術教育活動の調査および体験。
  • (イ)若手部門との連携による、若手研究者・技術者のキャリアアドバイザー制度の可能性検討、一般市民向けの科学講座(あるいは、サイエンスカフェなど)の活動の検討、
を行う。

当事業は本年度が実際のスタート段階であることをご理解いただき、上記活動にご関心のある方は、までお問い合わせください。

[連絡先]
 〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-22 湯島アーバンビル7階
 公益社団法人 応用物理学会 人材育成・男女共同参画委員会
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