ホーム人材育成・男女共同参画学会における若手人材育成 −応物があなたのキャリアデザインを応援します− 戻る

人材育成・男女共同参画委員会,刊行委員会,JJAP編集運営委員会共同企画シンポジウム学会における若手人材育成
−応物があなたのキャリアデザインを応援します−

応用物理学会では毎年秋の学術講演会期間中に,若手技術者・研究者に関わる諸問題についてインフォーマルミーティングを通じ議論を続けてきた。今回,人材育成・男女共同参画委員会,刊行委員会,JJAP編集運営委員会の共同企画として,「学会における若手人材育成」というテーマでシンポジウムを開催し,学会および学会の学術講演会が,学生や若手研究者・技術者をサポートするために何ができるかについて,より具体的に考える。

本シンポジウムは2部構成となっている。セッション1では,若手のキャリア形成に役立つと考えられるチュートリアル形式の講演会を,高い見識をお持ちの講師陣を迎えて行う。ソニー(株)技術戦略部の石川貴久枝氏には,異分野間で円滑なコミュニケーションを図るためのノウハウについてご講演いただく。お茶の水大学の塩満典子氏には,内閣府や文部科学省で活躍されたご経験も踏まえ,説得力ある申請書・プロポーザルの書き方をご教授いただく。明治大学のマーク・ピーターセン氏には,より良い英語論文を執筆するための方法論を,また,APEX/JJAP編集委員長を務められていた東京大学の中野義昭氏には,新しく生まれ変わった学会ジャーナルAPEX/JJAPに焦点を絞り,その世界戦略について語っていただく。

セッション2では,「学術講演会における若手へのサポート」をテーマとしたパネルディスカッションを行う。パネリストとして,日本大学の田中倫子氏,名古屋大学の河野廉氏,電気通信大学の木村忠正氏の3名をお迎えし,初めに若手をサポートするための具体的な取り組みについて各氏からご紹介いただく。田中氏からは2008年春季学術講演会から本格運用が始まったキャリアエクスプローラーマーク・イラストの現状と今後の展開について,河野氏からは名古屋大学におけるキャリア支援の事例紹介を,木村氏からはキャリアアドバイザー制度など応用物理学会社会貢献グループ(APSG)の活動についてお話いただく。

その後,若手キャリア支援のための具体策について,会場からの意見・質問も交えて議論する。
主催: 応用物理学会 人材育成・男女共同参画委員会,刊行委員会,JJAP編集運営委員会
日時: 2008年9月4日(木)13:00〜17:00
場所: 中部大学30号館1F3011(Y会場)(秋季学術講演会会場)
プログラム: 総合司会
石榑崇明(慶応大)
1. 会長挨拶
石原 宏(東工大)
2. 人材育成・男女共同参画委員会委員長挨拶
小舘香椎子(日本女子大)
3. 企画趣旨説明
庄司一郎(中央大)
セッション1
−チュートリアル(120分)−
1-1. 「異分野間コミュニケーションのノウハウ」
 石川貴久枝(ソニー)
1-2. 「『これで通る!』説得力のある申請書・プロポーザルを書くために」
 塩満典子(お茶の水女子大)
1-3. 「英語論文ブラッシュアップ講座」
 マーク・ピーターセン(明治大)
1-4. 「APEX投稿にチャレンジしよう」
 中野義昭(東大)
休憩(15分)
セッション2
−パネルディスカッション「学術講演会における若手へのサポート」−
司会
中村 淳(電通大)
パネリスト
「CEマークの現状と今後の展開」
 田中倫子(日大)
「名古屋大学におけるキャリアパス支援について」
 河野 廉(名大)
「応用物理学会社会貢献グループ(APSG)の社会貢献活動」
 木村忠正(電通大)
まとめ
中村 淳
参加申込: 当日受付
参加費: 無料
(学術講演会に参加される場合は参加登録費が必要です)
定員: 150名(先着順)
問合せ先: 応用物理学会 事務局 伊藤
TEL : 03-3238-1041
FAX : 03-3221-6245
e-mail :
その他: 託児室を利用することができます(有料・要予約)。
詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.jsap.or.jp/activities/gender/takuji/index.html