ホーム人財育成・教育事業 教育シンポジウム 第6回教育シンポジウム 理科好きな子供を育てよう 戻る

応用物理学会 応用物理学会関西支部企画・協力
第6回教育シンポジウム
理科好きな子供を育てよう

携帯電話やゲーム機など,与えられたブラックボックスの利用法に対しては抜群の適応力を示す子供も,ブラックボックスの詳しい動作原理についてはほとんど興味がない.今後,わが国が創造的な科学立国として生き残るには,長期的展望を持って理科好きの子供を育てなければならない.このため,応用物理学会では現行の理科教育を取り上げて,その問題点を検討・整理し,解決案の策定に向けて本教育シンポジウムを開催する.本シンポジウムでは, 小学校,中学校,高等学校,大学から教育委員会に至る教育関係者,マスコミ各方面から講師を迎え,理科教育のありかたを討論する.先ごろ,小中学校の学習指導要領が改正され,30年ぶりに授業時間を増加させる文部科学省の答申が出された.教育内容の激変緩和策として理科と数学(算数)は前倒しで21年度から新指導要領が実施される.この指導要領の改正と並行して理科の面白さを啓発する各種団体(応用物理学会など)の教育を通して理科好きの子供が増えることを期待している.

詳細
後援: 文部科学省,日本学術会議,(社)映像情報メディア学会、(社)照明学会,(社)情報処理学会,生物科学学会連合、(社)電気学会,(社)電子情報通信学会,日本応用数理学会,(社)日本化学会,日本化学会化学教育協議会,(社)日本工学会,(社)日本植物学会,(社)日本数学会,(社)日本数学教育学会,(社)日本生化学会,日本生物教育学会,(社)日本動物学会,(社)日本物理学会,物理教育研究会,IEEE/EDS JAPAN CHAPTER,nhk.gif 、毎日新聞社
期日: 2008年11月1日(土) 10:00〜17:30
会場: 常翔学園大阪センター(毎日インテシオ 3F 301教室)
大阪市北区梅田3丁目4-5
JR大阪駅から徒歩10分
http://www.josho.ac.jp/corp/jigyoubu/osakacenter/index.html
参加定員: 150名(申し込み順に受け付けます.)
参加費: 無料
テキスト: 当日会場にて頒布いたします(一冊1,000円)
申込方法:
  • インターネットからの申込みの場合:
    https://annex.jsap.or.jp/phpESP/public/survey.php?name=os2008
  • e-mail,ファックス,はがきでの申込みの場合:
    (1)応用物理学会第6回教育シンポジウム参加申込み
    (2)参加者氏名
    (3)所属
    (4)連絡先(住所・電話番号・FAX番号・e-mail)
    (5)所属学会名
    を明記の上,下記あてにお申込み下さい.
申込先・
問い合わせ先:
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-3 井門九段北ビル5F
(社)応用物理学会教育シンポジウム係
Tel:03-3238-1041 Fax:03-3221-6245

申込締切:2008年10月28日(火)
定員に余裕のある場合には,会場で当日参加を受け付けます
プログラム
10:00 〜 10:10 応用物理学会会長挨拶
石原 宏(東京工業大学)
教育公益事業委員長挨拶
渡辺和雄(東北大学)
10:10 〜 11:00 教育現場から見た理科教育
中山広文(倉敷天城中学校)
11:00 〜 11:30 日本の高校物理の現状とアドバンシング物理の可能性
山崎敏昭(同志社高等学校)
11:30 〜 12:00 英国ケンブリッジ大学における高校生を対象とした物理啓発活動
宇野重康(名古屋大学)
12:00 〜 13:00 昼食・休憩
13:00 〜 13:40 科学史から見た理科教育
濱口智尋(大阪大学名誉教授)
13:40 〜 14:40 リフレッシュ理科10年のまとめ
高井吉明(名古屋大学)
リフレッシュ理科関西の取り組み
谷 正彦(福井大学)
14:40 〜 14:50 休憩
14:50 〜 15:30 企業の理科教室(ガス科学館を中心に)
武藤徹(大阪ガス)
15:30 〜 16:10 企業の求める人材について
古池 進(パナソニック)
16:10 〜 16:50 理科教育のあしたへ
元村有希子(毎日新聞)
16:50 〜 17:20 パネル討論--- 「理科好きな子供を育てるために」
17:20 〜 17:30 閉会の挨拶:第6回教育シンポジウム実行委員長・応用物理学会関西支部支部長
谷口研二(大阪大学)