応用物理学会
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応用物理学会男女共同参画シンポジウム

多様化する技術者・研究者のスタイルと価値観
−日本の技術競争力を強化する評価・制度とは−

 近年、日本の国際技術競争力の低下にともなった社会経済の低迷に対する危機意識が高まっている。企業では構造改革や人事制度の見直しが活発になり、大学では独立法人化に向け研究や個人に対する評価制度について種々の検討が行われている。これら日本の技術競争力を強化するための様々な改革の実践には、個々人や組織によるこれまでにない新しい価値の創出が必須であると考えられる。そのためにとりわけ、男女が各々の能力を最大限に発揮することのできる男女共同参画社会の実現が有効である。今、男女共同参画社会を通じた日本の国際技術競争力強化を考えるとき、このために必要な技術者・研究者のスタイルとは、またそれを取り巻く社会とは、どのようなものであろうか。本シンポジウムでは現在及び近未来の技術者・研究者のスタイルの多様化を議論し、さらに男女共同参画社会の実現に向けて、多様化した価値観を前提にした研究者・技術者に対する評価や制度の望ましいあり方についても考察を深めたいと考える。

主 催: (社)応用物理学会
共 催: 男女共同参画学協会連絡会
日 時: 2003年3月28日(金)13:30〜17:00
会 場: 神奈川大学横浜キャンパス(春季講演会会場)
参加費: 無料
定 員: 100名(要予約・先着順)
予約申込方法: FAXまたはe-mailに、
(1) 男女共同参画シンポジウム参加希望と明記
(2) 氏名(会員の方は会員番号)
(3) 所属
(4) 連絡先(TEL / FAX / e-mail)
をご記入いただき下記宛にお申し込み下さい。
FAX. 03-3221-6245
e-mail.
折り返しお送りする参加証を当日講演会受付にてご呈示下さいますと、当シンポジウムの参加が無料となります。
申込締切日: 2003年3月24日
問合せ先: 応用物理学会事務局 伊藤
TEL. 03-3238-1041
プログラム:
総合司会:荻野 俊郎(横国大、応用物理学会理事)
Opening Remarks −趣旨説明−
応用物理学会会長 後藤 俊夫(名大工)
活動紹介(1)男女共同参画学協会連絡会の活動 
男女共同参画委員会委員長 小舘 香椎子(日本女子大理)
活動紹介(2)2002秋のミーティング:若手技術者/研究者の理想と現実
高井 まどか(東大工)
基調講演:国際的な立場からの日本の研究者のあり方
鈴木 基之(国連大 副学長)
人間回復のための技術者・研究者のスタイル
神野 直彦(東大大学院経済 教授)
国における評価に対する取り組み
伊藤 洋一(文科省科学技術学術政策局 計画官)
企業での技術者・研究者のスタイルと評価・制度
内海 房子(NECソフト 執行役)
( 休 憩 10分 )
パネルディスカッション
司  会: 大木裕史(ニコン)、波多野睦子(日立中研)
パネラー: 榊 裕之(応用物理学会副会長、東大生研)、
西野 壽一(日立中研 所長)、
内海 房子(NECソフト 執行役)、
堂免 恵(富士通カンタムデバイス)、他
ま と め: 五明 明子(日電基礎研)

終了後、懇親会を予定しています。

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