OYO BUTURI
Vol.88
No.7
2019
7
20197887465
応用物理 第88巻 第7号 (2019)
研究紹介

プラズモニック導波路の光素子応用

小野 真証1納富 雅也1,2

プラズモニック導波路は光の回折限界をはるかに超えた極小領域への光閉じ込めが可能であり,光物質相互作用の著しい増強が期待できる.しかし,一方で本質的に金属による吸収損失が存在し,外部光との結合も難しいという問題があった.そこで我々は,深サブ波長サイズのプラズモニック導波路を高効率にシリコン導波路に結合するモード変換器を考案し,相互作用増強が必要な部分にのみプラズモニック導波路を用いるというアプローチを有望と考えている.本稿では,我々が実現したプラズモニックモード変換器を紹介し,その光素子,特に超高速光素子への応用可能性について述べる.

  • 1 日本電信電話株式会社 NTT物性科学基礎研究所ナノフォトニクスセンタ
  • 2 東京工業大学 理学院物理学系
応用物理 第88巻 第7号 p.465 (2019) 掲載