OYO BUTURI
Vol.88
No.7
2019
7
20197887452
応用物理 第88巻 第7号 (2019)
研究紹介

人工固体電解質界面の導入によるリチウムイオン電池の出力向上

寺西 貴志1

次世代電気自動車に向けた2次電池を見据え,数分以下の急速充電を可能とする蓄電池技術の開発が急務となっている.リチウムイオン電池(LIB)においては,活物質‐電解液間の電荷移動抵抗はセル出力を大きく抑制する.筆者らはこれまで誘電体酸化物をはじめとする人工的な固体電解質界面(SEI)をLIBに導入することで,界面電荷移動抵抗を大幅に低減させており,本稿ではこれらの研究内容について紹介する.

  • 1 岡山大学 工学部
応用物理 第88巻 第7号 p.452 (2019) 掲載