OYO BUTURI
Vol.88
No.3
2019
3
20193883198
応用物理 第88巻 第3号 (2019)
研究紹介

X線トモグラフィを用いた磁気微粒子の3次元観測

鈴木 基寛1

強磁性体の内部は複数の磁区に分かれており,磁区ごとに磁化の向きや大きさが異なる.磁区の形状や幅は材料の磁気特性を反映しているため,磁区観察は磁性研究の有力な手段となっている.これまでの主な磁区観察法は試料表面での2次元的観察に限られていたが,本研究ではX線トモグラフィ法によって,磁性体内部の磁区を3次元的に「透視」するための手法を開発した.

応用物理 第88巻 第3号 p.198 (2019) 掲載