OYO BUTURI
Vol.88
No.3
2019
3
20193883166
応用物理 第88巻 第3号 (2019)
解説

次世代デバイス応用を目指したフラックス結晶成長技術

手嶋 勝弥1,2

フラックス法は古くて新しいニッチサイエンスである.溶液からの結晶育成プロセスの一種であり,さまざまな機能性結晶(や結晶層)を育成できることを特長とする.当研究室では,次世代環境・エネルギーデバイスに資する結晶材料研究・開発に注力し,計算科学と高度融合することで,新次元のフラックスイノベーションに挑んでいる.本稿では,可視光応答光触媒,酸化物系全固体リチウムイオン2次電池および無機イオン交換体を研究舞台とした材料設計,結晶育成・評価およびその高機能化・デバイス化に焦点を当てた.本技術は多岐にわたる材料・デバイスに応用できるため,幅広い分野の研究者に活用してほしい.

応用物理 第88巻 第3号 p.166 (2019) 掲載