OYO BUTURI
Vol.88
No.1
2019
1
2019188136
応用物理 第88巻 第1号 (2019)
研究紹介

空間分解能・時間分解能ともに高い超解像顕微鏡

林 真市1

超解像蛍光顕微鏡は,従来よりも高い空間分解能が得られるため,それまでは直接観察が不可能であった生体内のタンパク質分子の個々の働きを解明できるものと生物学分野からの期待が高い.しかし,その方法の多くは複数枚の撮像を必要とするなど撮像に要する時間が長くなり,時間分解能が犠牲になっていた.筆者らは,時間分解能を犠牲にしない超解像法を目指し,1枚の撮像から従来の2倍の分解能を得ることができるスピニングディスク超解像顕微鏡法を開発した.本稿では,その原理および構造化照明顕微鏡法との類似性について解説する.

  • 1 オリンパス株式会 社光学技術2部
応用物理 第88巻 第1号 p.36 (2019) 掲載