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公益社団法人応用物理学会の発足に際して

会長 白木 靖寛

応用物理学会は、本年6月1日、社団法人から、公益社団法人になりました。

応用物理学会では、長年にわたり、新法人化の準備を進め、総務担当理事を中心にワーキングループを組織し、事務局と一体になって、作業を行ってきました。そして2009年12月の理事会において、公益社団法人へ申請することをお認め頂き、さらに、2010年3月の総会において、そのための新定款の承認をいただきました。この間、新公益法人として申請するか、一般法人として申請するかについて、長く突っ込んだ議論を重ねましたが、本学会活動のほとんどが公益活動であることを再認識し、不安を抱えつつも、新公益法人として申請することに決めました。この間担当された方々には多大の作業をしていただき、ここに改めて感謝いたします。また、本件に関して色々とご支援とご助言をいただきました会員各位へも深く感謝いたします。内閣府公益認定等委員会には昨年9月9日に、公益社団法人への移行申請を行い、本年5月20日付で内閣総理大臣より認定を受けた次第です。また、6月1日に、新法人登記を行い、公益社団法人応用物理学会となりました。

さて、本会の活動は先にも述べたとおり、従来から公益性の極めて高いものでしたので、今後の活動には大きな変化はありません。しかしながら、より一層の自覚のもとに事業活動をすることが求められ、監視の目も厳しいものとなります。さらには、公益性の高い学会としてより広く活動を展開することも必要となり、いわゆる社会連携事業にも真摯に取り組んでいかねばなりません。もとより学会の本分は、会員の利益に最大限資することではありますが、人材育成などの分野での指導的な活動が期待される組織となったことも事実であります。是非とも会員各位におかれましては、応用物理学会が公益法人となったことを前向きにとらえていただき、これまで以上のご支援ご協力をお願いいたします。

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