応用物理学会人材育成・男女共同参画委員会企画 女性研究者・技術者紹介
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後輩へのメッセージ
自分の専門分野を多岐に広げていくことは、どんな仕事においても重要なことだと感じています。いろいろなプロジェクトや研究活動には、多くの分野の垣根を越えたところで成果がでます。自分の専門を生かしながら、できるだけたくさんの分野に視野を向けてください。
理工系に進んだきっかけ
子供の頃から、理科が好きでした。母も大学では理系出身だったためか、小さな頃から、いろいろな分野の科学館やプラネタリウム、国内の射場施設を見に連れて行ってくれ、宇宙を好きになるきっかけとなりました。小学校2年生の時に、宇宙開発事業団(現在の宇宙航空研究開発機構)種子島宇宙センターに行き、「ここが宇宙の入り口なんだ!」と大感激。宇宙の「仕事」を意識するようになりました。
転機や飛躍に関するエピソード
入社後に働きながら大学院へ入学し、「宇宙放射線計測」の博士課程を取得したことです。出産後翌年の入学で、開発員、妻・ママ、学生の3足のわらじを履いていました。とても忙しい中での勉強でしたが、社内の育児支援制度を充実させる提案もでき、とてもいい経験でした。
プロフィール
略歴
  • 1999年3月奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス科 博士前期課程修了
  • 1998年4月特殊法人 宇宙開発事業団(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構の前身)入社
  • 2003年3月大学法人 東京大学 新領域創成科学研究科 大学院研究生 修了
  • 2008年9月大学法人 総合研究大学院大学 高エネルギー加速器研究科 博士後期課程修了
    工学博士
  • 2008〜09年
    • 国際宇宙ステーション「きぼう」船内の宇宙放射線計測代表研究者
    • 社内研究「月面有人活動のための宇宙放射線研究(計測・生物影響・遮蔽防護)」の代表研究者
  • 2010年9月第2回都河賞(現JWEF女性技術者に贈る奨励賞)受賞
  • 2012年10月JAXA理事長表彰 受賞
  • 2013年5月Asian Association for Radiation Research Young Scientist Award受賞
* 応用物理学会 放射線分科会 幹事(2003、2004年度)
仕事の分野
  • 有人宇宙技術のための宇宙放射線計測
    • 国際宇宙ステーション日本の実験モジュール「きぼう」の船内放射線環境モニタリング
    • 国際宇宙ステーション日本の実験モジュール「きぼう」のライフサイエンス実験のための被ばく線量計測
    • アジア人宇宙飛行士の個人被ばく線量計測
  • 宇宙での遮蔽防護のためのシミュレーションコードの開発
  • 月周回衛星による月面被ばく線量計測
リンク
ISS宇宙放射線環境計測データベース(PADLES DB)
第18回 きぼう利用勉強会−ISS/「きぼう」日本実験棟における宇宙放射線に対する取り組み
〜有人宇宙開発の未来を拓く宇宙放射線技術〜[PDF]

総合職を目指す女子学生のための就活応援サイト「ハナジョブ」 わたしのワークスタイル 055:宇宙航空研究開発機構 JAXA 永松 愛子 宇宙放射線研究を日本の有人開発の強みに
朝日新聞ジョブラボ29歳の転機〜妹たちへの応援歌〜 [vol.38] 宇宙開発を支えるリーダーを目指す 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 永松 愛子
ReaD研究者情報データベース