応用物理学会人材育成・男女共同参画委員会企画 理系出身の女性たち紹介
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後輩へのメッセージ
好きなこと、やってみたいこと…、自分の気持に素直に道を選ぶとよいのではないでしょうか。一方で、一見やりたいこととは違う道を進むことになっても、その経験が後にやりたいことにつながることもあり、無駄な経験はないとも思います。思い込みで自分のキャリアパスを狭めてしまわずに、広く可能性をさぐってみてください。
理工系に進んだきっかけ
小学校の理科の授業では例えば「塩酸に鉄を入れると泡が出る」と現象を丸暗記するだけだったのに、中学校で少し、高校でもう少し、そのメカニズムを教わったときに「理由がわかると面白い!」と感じて化学が好きになり、もっと詳しく知りたくなって、大学でも化学を専攻しました。
転機や飛躍に関するエピソード
学生の頃は化学の力で地球環境を救う研究がしたいと思っていましたが、就職難の中で夢だけを追うわけにもいかず、化学の知識を活かせるだけ幸せだと思いながら未知の研究に飛び込みました。ところが入社後十年たって環境・エネルギー関連の仕事に携わることができましたし、実は研究よりも自分に向いていそうな企画業務に移ることもできました。たとえ大学受験や就職が理想通りでなかったとしても、数年後に夢が叶うかもしれないし、夢に描いた職業よりもむしろ自分に向いた仕事に就けるかもしれない。「遠回りに見えても、与えられた環境でまずはがんばってみる」というのも、悪くない選択肢だと思っています。
プロフィール
プロフィール
  • 1998年東北大学工学研究科 材料化学専攻修了
  • 1998年NEC入社
  • 1998〜2000年有機EL素子の研究開発
  • 2000〜2008年有機ラジカル電池の研究開発
  • 2008〜2009年エネルギーの有効利用に関する研究
修士(工学)
登録特許 34件(共著含む)
第17回化学・バイオつくば賞
仕事の分野
全社の知的資産戦略の策定