応用物理学会
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人材育成・男女共同参画委員会2006年春のシンポジウム

研究開発環境の多様性と評価 ―企業における現状とその課題―


 応用物理学会では,日本国内の他の学協会に先駆けて男女共同参画の活動に早くから取り組んで参りました。2001年の男女共同参画委員会の発足以来,男女を問わず,多様な技術者・研究者の要望にこたえられる学会活動を目標として活発に活動を続けてきました。応用物理学会の活動は,年齢や性別などにとらわれず,個々人の多様性を尊重した活動の延長線上に科学技術の健全な発展があるべきであるという信念をベースにしています。

 今回,3月末に武蔵工業大学で開催されます応用物理学会春季講演会におきまして,以下の要領でシンポジウムを開催いたします。企業における多様性の意義とその評価をめぐって,企業のトップにお話をうかがうとともに,現役技術者の視点から議論をおこないたいと考えています。

 どうかご参加くださいますようお願い申し上げます。
ミーティング・ポスターPDF
日時: 2006年3月24日(金) 13:00〜17:00
場所: 武蔵工業大学(応用物理学会学術講演会会場)
3号館4階 メモリアルホール
主催: 応用物理学会人材育成・男女共同参画委員会
共催: 男女共同参画学協会連絡会
趣旨: 産業界を活性化するための手段として近年その意義が高まっている“多様性”について議論します.多様な価値観や経験を持つ研究者・技術者の能力を十分に発揮させるための雇用制度や評価制度,研究環境について産業界から,国としての取り組みについて各省庁からご紹介いただきます.さらに,今まさに企業で働く現役の研究者・技術者によるパネルディスカッションを通じて,人材の多様化が浸透し定着するための現時点での課題,そして望まれる研究環境について議論します.
プログラム: (総合司会:福島理恵子(東芝))
13:00〜
「応用物理学会会長挨拶」
「人材育成・男女共同参画委員会委員長挨拶」
「文部科学省ご来賓挨拶」小田公彦(科学技術・学術政策局局長)
◆ 講演[13:35〜14:50](司会:大橋良子(慶大))
「脱“男女共同参画”を目指した産業界の取り組み」東実(東芝)
「研究開発における女性パワー」鶴島克明(ソニー)
「日産自動車におけるダイバーシティ推進の取り組み」吉丸由紀子(日産)
◆ 最近のトピックス紹介[14:50〜15:20]
「これまでの成果と今後の可能性」塩満典子(内閣府男女共同参画局)
「平成18年度の男女共同参画における経済産業省の主な取り組みについて」
大西啓仁(経済産業省大臣官房総務課企画室)
[ 休憩15:20〜15:30 ]
◆ パネルディスカッション[15:30〜16:50](司会:石川貴久枝(ソニー))
堂免恵(日本オプネクスト),波多野睦子(日立中研),為近恵美(NTT),五明明子(NEC),渡辺美代子(東芝)
「学術会議会員挨拶」小舘香椎子(日本女子大)
予約方法: 「人材育成・男女共同参画シンポジウム参加希望」と明記の上,
 (1) 氏名(会員の方は会員番号)
 (2) 所属
 (3) 連絡先(TEL, FAX, E-mail)
を記入し,E-mailまたはFAXにて下記[申込み/問合せ先]宛にお申し込み下さい.
申込み/
問合せ先:
応用物理学会 事務局 伊藤
TEL : 03-3238-1041 FAX : 03-3221-6245
e-mail :
WEB : http://www.jsap.or.jp
定員: 150名
申込締切: 2006年3月17日(金)
(定員に満たなければ当日参加も可)
参加費: 無料
(応物春季学術講演会のその他の講演にも参加される場合は,参加登録費が必要です)
託児室: 有料
(要予約:http://www.jsap.or.jp/activities/gender/takuji/index_2006spring.html
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