応用物理学会男女共同参画第4回シンポジウム
本気でとりくむ男女共同参画
−ワーク・アンド・ライフ・バランスを考える−
男女が対等な立場で共に責任を担い,各人の個性や能力を伸びやかに発揮できる男女共同参画社会の実現を目指して,1999年6月に「男女共同参画基本法」が制定された.それから5年経過した今,産官学,各界において,どのような取り組みが行われ,その効果はどうなのだろうか.
男女共同参画社会を実現するためにはワーク・アンド・ライフ・バランス,つまり仕事と生活の調和をいかにはかっていくかというのが重要な課題である.特に,少子・高齢化が進んでいる昨今においては,出産・子育て・介護と仕事をいかに両立させていくか,が年齢や性別を問わず大きな問題となっている.一方,企業・団体等では「仕事と生活の調和をはかることが労働意欲や生産性の向上をもたらす」という認識が広がりつつあり柔軟な働き方を認める動きも出てきている.
誰もが生き生きと能力を発揮できる環境作り,それを社会の発展につなげるための方策,目的を達成するために有効な評価方法などについて,雇用する側と雇用される側のニーズを掘り下げ,議論する.
主 催: |
(社)応用物理学会 |
共 催: |
男女共同参画学協会連絡会 |
URL: |
http://www.jsap.or.jp/ |
日 時: |
2005年3月30日(水) 13:30〜17:00 |
会 場: |
埼玉大学(応用物理学会春季講演会会場)ZD会場(3F-54) |
参加費: |
無料(定員100名) |
託児室有: |
有料 / 要予約(紙芝居「マリーと豆の箱」付) |
問合せ先: |
応用物理学会事務局 伊藤
TEL : 03-3238-1041
e-mail :  |
プログラム: |
総合司会:田中 一夫 (キヤノン株式会社)
13:35〜13:45 |
● 会長挨拶 |
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榊 裕之(応用物理学会会長) |
13:45〜14:10 |
● 特別講演 |
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世界の男女共同参画の動向―21世紀の知力、人間力 坂東 眞理子(昭和女子大学女性文化研究所) |
14:10〜15:30 |
● 講 演 |
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(1) |
企業における男女共同参画推進の意義
國井 秀子(株式会社リコー) |
(2) |
産総研における男女共同参画
田中 一宜(産業技術総合研究所) |
(3) |
大学における男女共同参画
大沢 真理(東京大学社会科学研究所) |
(4) |
政府の取り組みと課題
塩満 典子(内閣府男女共同参画局) |
15:50〜16:40 |
● パネルディスカッション |
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司会:筑本 知子(超電導工学研究所) |
16:40〜16:50 |
● 応用物理学会男女共同参画委員会の活動報告 |
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近藤 高志(応用物理学会男女共同参画委員会委員長) |
16:50〜17:00 |
● 学術会議の取組 |
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後藤 俊夫(日本学術会議第5部会員) 小舘 香椎子(日本学術会議物理工学専門委員会副委員長) |
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