応用物理学会
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男女共同参画第7回ミーティング

若手のワーク・アンド・ライフ・バランス
ーみんなで考えよう“仕事と育児”ー


少子化が社会問題となっているなか,今年4月から次世代法が施行され,仕事と育児の両立,そして,ワーク・アンド・ライフ・バランスを目指した取り組みに関心が高まってきました。技術者・研究者にとっても,仕事で脂が乗ってくる時期と結婚・子育ての時期がほぼ重なってしまうため,両立は大きな問題となっています。出産・育児に時間を費やすことが,仕事での評価やその後のキャリア形成にとってハンデとなることが多く,その結果,能力と関係ないところで活躍の場が制約されてしまうことも少なくありません。特に,現状では男女間で最も負担の差が現れるのが育児であり,この問題を解決することが,男女問わず真に有能な人材が最もふさわしい形で社会に貢献することにつながると考えられます。
育児そのものは個人的な問題ですが,本当の意味での仕事と育児の両立を実現するためには,男性も女性も,そして子育てしている当事者だけでなく周囲の人たちもみんなが関わって,ポジティブ思考で取り組んでいく必要があります。本ミーティングでは育児こそまさに男女共同参画との観点から,参加者全員で“仕事と育児”について考えます。
ミーティング・ポスター PDF
日 時: 2005年9月9日(金) 13:00〜15:30
会 場: 徳島大学 常三島キャンパス(秋季学術講演会会場)
工学部共通講義棟 5F-K505
参加費: 無料
(応物秋季学術講演会の他の講演にも参加される場合は,参加登録費が必要です)
託児室: あり
(有料/要予約:http://www.jsap.or.jp/activities/gender/takuji/
主 催: 応用物理学会男女共同参画委員会
共 催: 男女共同参画学協会連絡会
問合せ先: 応用物理学会事務局 伊藤
TEL : 03-3238-1041
FAX : 03-3221-6245
e-mail :
プログラム:
1. 応用物理学会会長挨拶
榊裕之(東大)
2. 委員長挨拶
近藤高志(東大)
3. 趣旨説明
庄司一郎(中央大)
4. 講演会託児室を通じた本学会の取り組み
a. 託児室開設の経緯と実態報告
筑本知子(超電導工研)
b. 託児室利用者の声
2名の方から実際に利用しての感想・要望などをお話いただきます。
5. “仕事と育児”現状と課題
a. 他学会での取り組み紹介
篠原美紀(阪大,分子生物学会)
b. 男性育休取得者の経験談
坂野井健(東北大)
山田渉(東芝生産技術センター)
6. パネルディスカッション
仕事と育児の両立のために何が必要かについて,講演者と会場を交えて意見交換します。
7. まとめと提言
坂野井和代(駒澤大)
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