OYO BUTURI
Vol.86
No.7
2017
7
20177867570
応用物理 第86巻 第7号 (2017)
研究紹介

全炭素極大容量2次電池の開拓

安東 孝止1阿部 友紀2笠田 洋文3

電池極を炭素素材であるバイオ資源由来の活性炭で構成した全炭素極2次電池を提唱し,そのユニークな動作原理と基本性能を紹介する.長サイクル性を得意とするこの素朴で新しい2次電池は,容量・エネルギー密度において従来のスーパーキャパシタを凌駕(りようが)し,鉛(Pb)蓄電池の領域に迫ってきている.資源・環境・コスト性に鑑み,太陽電池などの種々クリーンエネルギーを有効に利用する大容量2次電池としてのポテンシャルを実証した.

  • 1 鳥取大学 大学院工学研究科
  • 2 鳥取大学 大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻
  • 3 鳥取大学 技術部
応用物理 第86巻 第7号 p.570 (2017) 掲載