応用物理学会
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応用物理学会主催
第5回 教育シンポジウム(2006年)

21世紀の理科教育 −これからの理科100年に向けて−

物理は、自然現象の中に潜む「もの(物)のことわり(理)」を学ぶ学問であり、数少ない基本法則によって、あらゆる現象を説明しようとする学問である。古くから、多くの物理の研究者、技術者によって築き上げられた基本法則は、あらゆる現象に適用され、ゆるぎのないものとして確立しており、まさに基礎がしっかりした高層建築のようなものである。

一方、わが国は科学技術創造立国として世界に貢献することを選択しているので、21世紀を担う創造性豊かな人材の育成のために、応用物理学会としていち早く物理をはじめとする理科教育の問題点を浮き彫りにし、その方策を探り、また解決する使命がある。

本シンポジウムでは、小学校、中学校、高等学校から文部科学省に至る教育関係者、マスコミ各方面から講師を迎え、これからの理科100年に向けて、理科教育のありかたを討論する。具体的には、例えば、物理の基本法則をよく理解することにより、身のまわりの現象を解釈したり、問題を解いたりすることが出来るという体験を通じて、青少年に物理は大変おもしろい学問であることをわかってもらうための方策、あるいは、高校、大学及び予備校などで教育する側の立場に立って、“日本の理科教育を明るくするには、私だったら何ができるか?”、“よくわかる理科の実践”、“やる気を出す理科教育”、“理科教育はこうやればよい”などの実践的な教育論について講演及び討論する予定である.

これらによって、浮き彫りにされた様々な問題点を徹底的に討論し、今後の長期に亘る理科教育の糧としたいと考えております。物理教育に携わっている方々はもちろんですが、技術者教育という観点から化学、生物、数学など多方面の方々のご参加を期待いたします。
詳細
期日: 2006年10月28日 (土) 10:00〜18:00 (受付 9:30)
会場: 東京大学 駒場 I キャンパス 学際交流棟(アドミニストレーション棟)3階
学際交流ホール
(東京都目黒区駒場3-8-1)
京王井の頭線「駒場東大前」駅下車すぐ
参加定員: 150名(申し込み順に受け付けます)
参加費: 無料
テキスト: 当日会場にて頒布いたします(1冊1,000円)
申込方法:
  • インターネットからの申込みの場合:
     参加申込のページから、お申込み下さい。
  • ファクス,はがきでの申込みの場合:
     (1) 応用物理学会第5回教育シンポジウム参加申し込み
     (2) 参加者氏名
     (3) 所属
     (4) 連絡先(住所・電話番号・ファクス番号・e-mailアドレス)
     (5) 所属学会名
     を明記の上、下記あてにお申込み下さい。
申込先・ 
問い合わせ先:
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-3 井門九段北ビル5F
(社)応用物理学会 教育シンポジウム係
TEL : 03-3238-1041
FAX : 03-3221-6245
E-mail :
申込締切: 2006年10月20日(金)
定員に余裕のある場合には、会場で当日参加を受け付けます
主催: (社)応用物理学会
後援: 文部科学省、日本学術会議、(社)映像情報メディア学会、(社)照明学会、(社)情報処理学会、生物科学学会連合、(社)電気学会、(社)電子情報通信学会、日本応用数理学会、(社)日本化学会、日本化学会化学教育協議会、(社)日本工学会、(社)日本植物学会、(社)日本数学会、(社)日本数学教育学会、(社)日本生化学会、日本生物教育学会、(社)日本動物学会、(社)日本物理学会、物理教育研究会、IEEE/EDS JAPAN CHAPTER、日本経済新聞社、日本放送協会、毎日新聞社、(財)日本科学技術振興財団、独立行政法人科学技術振興機構
プログラム
司会 毛塚博史(東京工科大学)

■ 10:00 〜 10:05
開会の挨拶
尾浦 憲治郎(応用物理学会会長,大阪大学)

1. 教育の現場から

■ 10:05 〜 10:30
前回教育シンポジウムの争点と大学における物理教育
小池洋二(東北大学)

■ 10:30 〜 10:55
予備校から見た物理教育
杉山忠男(河合塾)

■ 10:55 〜 11:20
毎月の物理キーワード
喜多 誠(慶應義塾高等学校)
司会 中野善明(北海道薬科大学)

■ 11:20 〜 11:45
中学生とともに、考える楽しみを共有できる理科授業の試み
山根津貴子(浦安市立富岡中学校)

■ 11:45 〜 12:10
初等理科教育の成立を目指して
〜子供独自の見方・考え方を生かした授業づくり〜

村山正哉(姫路市立八幡小学校)

■ 12:10 〜 13:10
休憩

■ 13:10 〜 13:35
学会が行う公益事業としての科学啓発活動のあり方
平松信康(福岡大学)、岡島茂樹(中部大学)

■ 13:35 〜 13:45
海外の理科教育の現状紹介
毛塚博史(東京工科大学)

■ 13:45 〜 13:55
物理教育国際会議2006年8月開催報告
兵頭俊夫(東京大学)
司会 小野田光宣(兵庫県立大学)
2. 理科教育啓発の立場から

■ 13:55 〜 14:20
科学技術基盤教育振興についての私の提案とアクション
倉持行良(日本理科教育振興協会)

■ 14:20 〜 14:45
壁をこわそう
元村有希子(毎日新聞社)

■ 14:45 〜 15:25
科学ボランティア100万人時代を作ろう
滝川洋二(東京大学)

■ 15:25 〜 15:35
休憩

■ 15:35 〜 16:00
教育行政から見る理科教育の課題
大山光晴(千葉県教育庁)

■ 16:00 〜 16:25
理数教育の充実方策
井上示恩(文部科学省)
司会 高井吉明(名古屋大学)
3. パネルディスカッション

■ 16:25 〜 17:55
“日本の理科教育を明るくするために”
パネラー: 杉山忠男、喜多誠、山根津貴子、村山正哉、平松信康、
倉持行良、元村有希子、滝川洋二、大山光晴、井上示恩

■ 17:55 〜 18:00
閉会の挨拶
高井吉明(教育・公益事業委員会委員長, 名古屋大学)
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